12月第3次産業活動指数は97.8、前月比0.4%低下=経産省

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経済産業省が16日発表した12月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は97.8(2015年平均=100.0)で、前月比0.4%低下した。2カ月連続の低下。写真は夜8時前の飲食店街を歩く人。東京で1月撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon )
経済産業省が16日発表した12月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は97.8(2015年平均=100.0)で、前月比0.4%低下した。2カ月連続の低下。写真は夜8時前の飲食店街を歩く人。東京で1月撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon )

[東京 16日 ロイター] - 経済産業省が16日発表した12月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は97.8(2015年平均=100.0)で、前月比0.4%低下した。2カ月連続の低下。

11業種中、低下方向に影響したのは6業種。

「生活娯楽関連サービス」は飲食店、飲食サービス業、宿泊業、娯楽業が減少し5.5%低下した。「金融業、保険業」は銀行業・協同組織金融業が3.9%の低下。「運輸業、郵便業」は2.7%、「不動産業」は1.9%、「事業者向け関連サービス」は0.7%、「物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)」は0.5%、それぞれ低下した。

一方、4業種が上昇方向に影響した。「医療、福祉」は3.4%の上昇。「卸売業」は 機械器具卸売業、その他卸売業(機械器具を除く住関連卸売業)が2.5%上昇。「電気・ガス・熱供給・水道業 」は2.4%、「小売業」は0.6%、それぞれ上昇した。

「情報通信業」は横ばいだった。

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