みずほ銀頭取に加藤氏、証券社長には浜本氏 4月就任

経済・ビジネス

2月19日、みずほフィナンシャルグループは、傘下のみずほ銀行の頭取に加藤勝彦・常務執行役員を昇格させる人事を発表した。写真は都内で2017年1月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
2月19日、みずほフィナンシャルグループは、傘下のみずほ銀行の頭取に加藤勝彦・常務執行役員を昇格させる人事を発表した。写真は都内で2017年1月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 19日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループ(FG)は19日、傘下のみずほ銀行の頭取に加藤勝彦・常務執行役員を昇格させる人事を発表した。4月1日付。藤原弘治頭取は同行会長に就く。みずほ証券の社長には浜本吉郎・常務執行役員を充てる。

加藤氏は1988年、富士銀行(現みずほ銀行)に入行。ハノイとソウルで支店長を歴任し、20年から現職に就いていた。

会見したみずほFGの坂井辰史社長は、加藤氏と浜本氏を「新たな時代における経済、産業、社会のニーズに熱意を持って向き合える人材」と評した上で、海外経験豊富な2人の知見なども役に立つと語った。

同席した加藤氏は、新型コロナウイルス対応を最優先に取り組んでいくと説明。コロナ禍にくわえ、銀行を取り巻く環境や顧客のニーズは変わってきているとの認識を示し、グループ一体で適切なサービスを提供していくとも述べた。

*内容を追加しました。

(新田裕貴)

ロイター通信ニュース