米国のパリ協定復帰、歓迎する=加藤官房長官

政治・外交

2月19日、加藤勝信官房長官(写真)は会見で、米国が同日に地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に正式復帰したことに対し、日本政府として歓迎すると述べた。首相官邸で17日撮影(2021年 時事通信)
2月19日、加藤勝信官房長官(写真)は会見で、米国が同日に地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に正式復帰したことに対し、日本政府として歓迎すると述べた。首相官邸で17日撮影(2021年 時事通信)

[東京 19日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は19日午後の会見で、米国が同日に地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に正式復帰したことに対し、日本政府として歓迎すると述べた。

加藤官房長官は、米国の復帰によって国際社会の温暖化防止への機運が高まると指摘。4月にバイデン米大統領が気候サミットを開催することも同じ意味で重要であるとし「米国のイニシアティブを高く評価する」と語った。

さらに同サミットには、菅義偉首相も予定が合えば参加する意向であるとも表明した。

一方、大阪府の吉村洋文知事が緊急事態宣言の前倒し解除に積極的な姿勢を示しているとの質問に対し、加藤官房長官は感染状況や医療提供態勢の状況などを踏まえ、専門家の判断をもとに政府内で判断していくとの従来の説明を繰り返した。

(田巻一彦)

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