福島第1原発、1号機の格納容器で圧力低下=東電

社会

[東京 22日 ロイター] - 東京電力は21日、福島第1原子力発電所の1号機で原子炉格納容器内の圧力が低下したことを確認したと発表した。

東電は19日に1、3号機の格納容器内で水位が低下していることを明らかにしていたが、21日に1号機の格納容器内の圧力が1.21キロパスカルから0.90キロパスカルになったことを確認したという。

過去の原子炉注水停止試験でも、原子炉格納容器内の水位の低下により、格納容器内の圧力低下が確認されており、東電では、漏洩箇所が露出したと推定している。

これまでのところ、外部への影響はなく、引き続き慎重に監視していくという。

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