今春の気候変動サミット、参加する方向で調整=菅首相

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2月22日、菅義偉首相(写真)は米バイデン政権が4月22日に計画する「気候変動サミット」に参加する方針を表明した。2日都内で撮影(2021年 ロイター/代表撮影)
2月22日、菅義偉首相(写真)は米バイデン政権が4月22日に計画する「気候変動サミット」に参加する方針を表明した。2日都内で撮影(2021年 ロイター/代表撮影)

[東京 22日 ロイター] - 菅義偉首相は22日、米バイデン政権が4月22日に計画する「気候変動サミット」に参加する方針を表明した。同日午前の衆院予算委員会で「諸般の事情が許せば、参加する方向で調整する」と言及した。額賀福志郎委員(自民)への答弁。

先の主要国(G7)首脳会議で「最初に、すべての加盟国が(掲げる目標が)カーボンニュートラルになったと(議論が)スタートした」と国際社会の関心が高まる現状も説明し、脱炭素社会の実現に向けて「全力で取り組んでいく」と重ねて強調した。

バイデン政権は地球温暖化対策を重要課題に掲げ、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰と、就任100日以内のサミット開催を公約していた。

(山口貴也)

ロイター通信ニュース