東京マーケット・サマリー

経済・ビジネス

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 108.68/70 1.1882/86 129.15/19

NY午後5時 108.87/90 1.1903/05 129.56/63

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の108円後半。トルコリラの急落、アジア株安でリスクオフの円買いが先行した。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 29174.15 -617.90 29444.10 29107.63─29472.98

TOPIX 1990.18 -22.03 1996.66 1980.71─2000.01

東証出来高(万株) 138426 東証売買代金(億円) 30338.29

東京株式市場で日経平均は大幅続落。TOPIXも10日ぶりに反落した。前週末に米長期金利が一時1.7%台に再び乗せたほか、日銀による上場投資信託(ETF)の買い入れ対象がTOPIX連動型に限定されたことや、ルネサスエレクトロニクスの工場火災が嫌気された。一方、期末接近に伴う換金売りが観測されるなど、環境・需給の両面で悪材料が重なり、終始軟調な展開となった。

東証1部の騰落数は、値上がり908銘柄に対し、値下がりが1190銘柄、変わらずが97銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.014

ユーロ円金先(21年6月限) 100.050 (変わらず)

安値─高値 100.045─100.050

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートはマイナス0.014%と、前営業日(マイナス0.010%)を下回った。「地銀などの強い調達意欲は変わらないが、オファー(資金供給)が多くなっている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は横ばい。

<円債市場> 

国債先物・21年6月限 151.30 (+0.32)

安値─高値 151.10─151.36

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.075% (-0.035)

安値─高値 0.090─0.075%

国債先物中心限月6月限は前営業日比32銭高の151円30銭と反発して取引を終えた。米長期金利が低下したほか、日銀点検への過度な警戒感も後退し、買い戻しが強まった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比3.5bp低下の0.075%。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.01─-0.08

3年物 0.01─-0.08

4年物 0.02─-0.07

5年物 0.04─-0.05

7年物 0.09─-0.00

10年物 0.18─0.08

ロイター通信ニュース