東京マーケット・サマリー

経済・ビジネス

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 109.31/33 1.1784/88 128.83/87

NY午後5時 109.17/20 1.1764/65 128.43/47

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル高/円安の109円前半。ドルは期末・年度末を控えた実需のフローの影響を受け上下動したものの、このところドル/円の上昇を先導してきた米長期金利が午後にかけて落ち着いた値動きとなったことを受け、109円台で方向感に乏しい一進一退となった。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 29176.70 +446.82 29068.52 28,953.22─29,240.74

TOPIX 1984.16 +28.61 1976.54 1,972.88─1,986.56

東証出来高(万株) 128270.00 東証売買代金(億円) 28093.29

東京株式市場で日経平均は続伸した。25日の米国株式市場で景気回復への楽観的な見方から主要3指数が上昇した流れを引き継いだほか、年度末の最終売買日を控え、配当権利取りの動きが活発化。24日までの4営業日で日経平均が1800円以上下落した反動も継続し、幅広い業種で買い優勢となった。時間外取引での米株先物やアジア株が上げ幅を拡大する動きも支えとなり、日経平均は一日を通して底堅い動きをみせた。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.014%

ユーロ円金先(21年6月限) 100.050 (-0.005)

安値─高値 100.050─100.050

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.014%になった。前営業日(マイナス0.015%)とほぼ変わらず。「週末だが動意は乏しく、横ばい圏での動きが続いている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は方向感乏しい。

<円債市場> 

国債先物・21年6月限 151.36 (+0.02)

安値─高値 151.27─151.41

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.075% (-0.005)

安値─高値 0.080─0.075%

国債先物中心限月6月限は前営業日比2銭高の151円36銭と反発して取引を終えた。期末要因のフローが一巡する中、様子見気分が強くなっており、薄商いだった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp低下の0.075%。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.01─-0.08

3年物 0.01─-0.08

4年物 0.02─-0.07

5年物 0.04─-0.05

7年物 0.08─-0.01

10年物 0.17─0.07

ロイター通信ニュース