東京マーケット・サマリー(30日)

経済・ビジネス

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 110.22/24 1.1734/38 129.34/38

NY午後5時 109.78/81 1.1762/66 129.20/24

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の110円前半。月末・期末を控えた実需の売買が交錯する中、ドルは米長期金利の上昇に歩調を合わせて買い進まれた。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 29432.70 +48.18 29365.04 29283.89─29478.20

TOPIX 1977.86 -15.48 1980.42 1967.13─1982.95

東証出来高(万株) 134076 東証売買代金(億円) 27235.67

東京株式市場で日経平均は4日続伸。配当権利落ち分を考慮すると、実質的に前日比で200円高前後で推移し、市場では「配当落ち分を即日埋め切ったことで、強い基調を確認する格好となった」(国内証券)との声が聞かれる。ただ、朝方に買いが一巡した後は手掛かり材料難となり、全体的に小動きとなった。

東証1部の騰落数は、値上がり541銘柄に対し、値下がりが1564銘柄、変わらずが55銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.014%

ユーロ円金先(21年6月限) 100.055 (+0.010)

安値─高値 100.045─100.055

3カ月物TB -0.100 (-0.004)

安値─高値 -0.100─-0.100

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.014%になった。前営業日(マイナス0.014%)から横ばい。「地合いは前日から変わらず、ビッドサイドは地銀、大手行で二極化しつつも総じて資金調達意欲が強い状況だ」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は強含み。

<円債市場> 

国債先物・21年6月限 151.23 (-0.24)

安値─高値 151.22─151.39

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.085% (+0.020)

安値─高値 0.090─0.070%

国債先物中心限月6月限は前営業日比24銭安の151円23銭と大幅反落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2bp上昇の0.085%。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.01─-0.08

3年物 0.02─-0.07

4年物 0.03─-0.06

5年物 0.05─-0.04

7年物 0.09─-0.00

10年物 0.18─0.08

ロイター通信ニュース