みずほFG「現時点で業績予想に影響ある事象発生してない」=アルケゴス問題で

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みずほフィナンシャルグループは1日、アルケゴス・キャピタル・マネジメントとの取引での損失に関する質問に対し、「現時点で業績予想に影響を与えるような事象は発生していない」とコメントした。写真は同社の企業ロゴ。2018年8月20日、東京の同社本社で撮影。(2021年 ロイター/Toru Hanai)
みずほフィナンシャルグループは1日、アルケゴス・キャピタル・マネジメントとの取引での損失に関する質問に対し、「現時点で業績予想に影響を与えるような事象は発生していない」とコメントした。写真は同社の企業ロゴ。2018年8月20日、東京の同社本社で撮影。(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 1日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループは1日、アルケゴス・キャピタル・マネジメントとの取引での損失に関する質問に対し、「現時点で業績予想に影響を与えるような事象は発生していない」とコメントした。今後開示が必要な事象が発生した場合には速やかに公表するとしている。なお、同社はプライムブローカレッジビジネスは行っていないという。

英フィナンシャル・タイムズ紙は1日、アルケゴスの破綻により複数の金融機関が多額の損失を被る中、みずほFGでも同様の損失が生じていないか調査を行っていると報じた。

三菱UFJ証券ホールディングスは欧州子会社と米顧客との取引で生じる損害が約2.7億ドルになったと発表しているが、FTは関係筋の話として、みずほでもこれに近い損害となる可能性があると報じている。

ロイター通信ニュース