東京マーケット・サマリー

経済・ビジネス

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 110.67/69 1.1739/43 129.94/98

NY午後5時 110.70/73 1.1728/32 129.87/91

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の110円後半。新年度入りしたきょうの序盤は実需の買いが先行し、ドル高/円安傾向だったが、その後は複数のクロス円の下げが目立ち、クロス円での円高がドル/円の上値を重くする展開となった。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 29388.87 +210.07 29441.91 29318.82─29585.46

TOPIX 1957.64 +3.64 1971.78 1953.83─1974.20

東証出来高(万株) 124597.00 東証売買代金(億円) 27186.41

東京株式市場で日経平均は反発した。前日の米株高や3月調査の日銀短観が予想を上回る内容となったことが好感され、幅広く物色された。きょうから新年度に入り、新規資金の流入で需給環境が改善したことも相場を押し上げた。日経平均は前場に一時400円超高となる場面もあったが、買い一巡後は伸び悩み、様子見姿勢が強まった。

東証1部の騰落数は、値上がり861銘柄に対し、値下がりが1261銘柄、変わらずが64銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.014%

ユーロ円金先(21年6月限) 100.045 (-0.020)

安値─高値 100.045─100.045

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.014%になった。前営業日(マイナス0.044%)を上回った。「月末・期末要因が剥落し、30日のレベルにすぐに戻った。地銀などの強い調達が見られた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。

<円債市場> 

国債先物・21年6月限 150.94 (-0.22)

安値─高値 150.88─151.06

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.110% (+0.020)

安値─高値 0.120─0.100%

国債先物中心限月6月限は前営業日比22銭安の150円94銭と続落して取引を終えた。日銀オペ予定の減額で売りが先行したが、10年債入札が順調で後場は下げ渋った。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2bp上昇の0.110%。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.02─-0.07

3年物 0.03─-0.07

4年物 0.04─-0.05

5年物 0.06─-0.03

7年物 0.12─0.02

10年物 0.21─0.11

ロイター通信ニュース