政府、大阪・兵庫・宮城に「まん延防止等重点措置」の適用を決定

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政府は1日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、大阪府と兵庫県、宮城県3府県への「まん延防止等重点措置」の適用を決定した。写真は大阪市で2020年3月撮影(2021年 ロイター/Edgard Garrido)
政府は1日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、大阪府と兵庫県、宮城県3府県への「まん延防止等重点措置」の適用を決定した。写真は大阪市で2020年3月撮影(2021年 ロイター/Edgard Garrido)

[東京 1日 ロイター] - 政府は1日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、大阪府と兵庫県、宮城県3府県への「まん延防止等重点措置」の適用を決定した。菅義偉首相が表明した。首相は対策本部終了後、官邸内で記者団に「緊急事態宣言の発令に至らないよう(さらなる)感染拡大を防ぐ」と適用の狙いを語った。

期間は今月5日から5月5日までで、改正特別措置法で新設した重点措置の適用は今回が初めて。

菅首相は対策本部で「3つの自治体は新規感染者数が増加し、医療提供体制のひっ迫が懸念されている」と適用理由を説明した。飲食店の営業時間短縮要請に伴う協力金について「事業規模に応じた仕組みとする」ことも明らかにした。

(山口貴也)

ロイター通信ニュース