児童虐待防止、省庁の縦割り打破必要=子ども庁設立で菅首相

政治・外交

菅義偉首相は5日の参院決算委員会で、設立の検討を指示した子ども庁に関連し、「児童虐待の防止には警察庁や文部科学省、法務省や総務省など多くの省庁が関係しており、子どもの命のために何が必要か、縦割りを打破し、組織の在り方を抜本から考える必要がある」と説明した。資料写真、3月撮影、代表撮影(2021年 ロイター)
菅義偉首相は5日の参院決算委員会で、設立の検討を指示した子ども庁に関連し、「児童虐待の防止には警察庁や文部科学省、法務省や総務省など多くの省庁が関係しており、子どもの命のために何が必要か、縦割りを打破し、組織の在り方を抜本から考える必要がある」と説明した。資料写真、3月撮影、代表撮影(2021年 ロイター)

[東京 5日 ロイター] - 菅義偉首相は5日の参院決算委員会で、設立の検討を指示した子ども庁に関連し、「児童虐待の防止には警察庁や文部科学省、法務省や総務省など多くの省庁が関係しており、子どもの命のために何が必要か、縦割りを打破し、組織の在り方を抜本から考える必要がある」と説明した。自見はなこ委員(自民)への答弁。

首相は「今回、自見委員をはじめ若手からの要請のあった子ども庁設立の提言について、党内で、日本の未来との視点に立って検討を進めて欲しい。要望を極めて重く受け止めており、しっかり対応したい」と強調した。

(竹本能文)

ロイター通信ニュース