「ゴジラvsコング」公開5日間の興行収入53億円、コロナ後で最高

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写真はインタビューを受けるアダム・ウィンガード監督。ロサンゼルスで3月撮影(2021年 ロイター/Mario Anzuoni)
写真はインタビューを受けるアダム・ウィンガード監督。ロサンゼルスで3月撮影(2021年 ロイター/Mario Anzuoni)

[ロサンゼルス 4日 ロイター] - 3月31日から全米公開された怪獣映画「ゴジラvsコング」の興行収入が公開5日間で4850万ドル(約53億6000万円)に達し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)後の最高を記録した。

同作品はレジェンダリー・ピクチャーズが製作する「モンスターバース」シリーズの4作目で、ゴジラとキングコングの対決を描く。日本公開は5月14日。

「ゴジラvsコング」は米定額制動画配信サービス「HBO Max」でも追加料金なしで視聴可能となっているため、この興行収入は極めて好調といえる。

映画コンサルティングの「フランチャイズ・エンターテインメント・リサーチ」を運営するデビッド・グロス氏は、ニューヨーク市やロサンゼルスなどで映画館の収容人員が削減されているなど、依然として困難な状況が続く中で、同作品の興行収入は「強い」と評価。

「開館している映画館が平常時の半分の状態にあって、先週末の興行収入は、映画ファンの情熱が消え去ってはいないことを明確に示している」と述べた。

ロイター通信ニュース