コジマが通期業績上方修正、ビックカメラも利益改善

経済・ビジネス

家電量販店のコジマは5日、2021年8月期通期の営業利益見通しを従来の50億円から88億円に76%上方修正した。親会社のビックカメラは、緊急事態宣言の再発出などで通期売上高見通しを8660億円と、従来予想の8960億円から下方修正した。写真は、ビックカメラのゲームソフト売り場。2020年11月10日に都内で撮影。(2021年 ロイター/Issei Kato)
家電量販店のコジマは5日、2021年8月期通期の営業利益見通しを従来の50億円から88億円に76%上方修正した。親会社のビックカメラは、緊急事態宣言の再発出などで通期売上高見通しを8660億円と、従来予想の8960億円から下方修正した。写真は、ビックカメラのゲームソフト売り場。2020年11月10日に都内で撮影。(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 5日 ロイター] - 家電量販店のコジマは5日、2021年8月期通期の営業利益見通しを従来の50億円から88億円に76%上方修正した。巣ごもりやテレワーク需要で売り上げが好調で、通期売上高見通しも2883億円から2980億円に上方修正した。

郊外型のコジマに比べ、都市部が主な市場となっている親会社のビックカメラは、緊急事態宣言の再発出などで通期売上高見通しを8660億円と、従来予想の8960億円から下方修正した。

ただ、コジマや日本BS放送などグループ企業の業績が好調だったことから、通期営業利益予想は150億円から177億円に引き上げた。

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