午後3時のドル110円前半、日経3万円割れで円じり高

経済・ビジネス

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点に比べ、ドル安/円高の110円前半。写真は、1000円紙幣と10ドル紙幣。2017年6月22日に撮影。(2021年 ロイター/Thomas White)
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点に比べ、ドル安/円高の110円前半。写真は、1000円紙幣と10ドル紙幣。2017年6月22日に撮影。(2021年 ロイター/Thomas White)

[東京 6日 ロイター] -

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 110.16/18 1.1809/13 130.10/14

午前9時現在 110.18/20 1.1815/19 130.20/24

NY午後5時 110.17/19 1.1811/15 130.13/17

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点に比べ、ドル安/円高の110円前半。正午過ぎには110.40円まで上昇したが、日経平均が3万円台を再び割り込んだことで、リスク回避的に円を買う動きが広がったという。

ドルの上昇局面では国内の輸入企業に加えて、ドルの先高観から「個人投資家も買いに動いていた」(FX会社)という。

ドル高地合いをけん引している米長期金利は、足元で上昇に一服感がみられており「いったん、ドル買いの調整が入りそうだ」(みずほ証券・チーフ為替ストラテジスト、⼭本雅⽂氏)との声が聞かれ、ドルが再び110円を下回る可能性もあるという。

ただ、市場関係者の間では、米長期金利の再上昇を予想する声が優勢。「景気回復期待が高まれば米長期金利の上昇余地があり、ドル買いが進むのではないか」(山本氏)との指摘も出ていた。

(為替マーケットチーム)

ロイター通信ニュース