ワクチン、9月末までに全員分 ファイザーが追加供給=河野担当相

河野太郎行革担当相は18日、民放のテレビ番組で、新型コロナウイルスワクチンの追加供給で米ファイザー社と実質合意したと述べ、現在接種対象とされている16歳以上の全員分が9月末までに調達できるとの見通しを示した。写真はファイザー製の新型コロナワクチン。(2021年 ロイター/Fabrizio Bensch )
河野太郎行革担当相は18日、民放のテレビ番組で、新型コロナウイルスワクチンの追加供給で米ファイザー社と実質合意したと述べ、現在接種対象とされている16歳以上の全員分が9月末までに調達できるとの見通しを示した。写真はファイザー製の新型コロナワクチン。(2021年 ロイター/Fabrizio Bensch )

[東京 18日 ロイター] - 河野太郎行革担当相は18日、民放のテレビ番組で、新型コロナウイルスワクチンの追加供給で米ファイザー社と実質合意したと述べ、現在接種対象とされている16歳以上の全員分が9月末までに調達できるとの見通しを示した。

訪米した菅義偉首相は現地でファイザー社のブーラ最高経営責任者(CEO)と電話会談を行った。河野担当相は「9月末までに日本が入手できるすべてのワクチンで、今の接種対象者がワクチンの接種を完了できる。そういうペースでワクチンを供給をしてもらう」と発言。「それに足りる分だけファイザー社にも追加供給をお願いし、首相とCEOの間で実質的に合意がなされた」と説明した。「9月までのスケジュールの調整はこちらで行う」と述べた。

追加供給量に関し「回数の詳細は申し上げることができないが、現時点で16歳以上に接種していただくことになっており、16歳以上はカバーできる」と説明した。

これまで政府はファイザー社と7200万人が2回接種可能な1億4400万分の供給で合意。6月末までに高齢者は接種可能としていた。

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