米株は反落、企業決算に注目 テスラは衝突事故で売り

[ニューヨーク 19日 ロイター] - 19日の米国株式市場は、バリュエーションの高まりが正当化されるか第1・四半期の企業決算が注目を集める中、反落して終了した。

電気自動車(EV)大手テスラは3.4%下落し、S&P総合500種とナスダック総合の重しとなった。17日にテキサス州で起きた衝突死亡事故を受け売られた。米道路交通安全局(NHTSA)はこの日、この事故について調査していると表明した。

テスラが投資している暗号資産(仮想通貨)ビットコインが前週末に急落したことも同社株を下押しした。

今後2週間の企業決算を手掛かりに、昨年の安値からの株価上昇がどこまで続くか見極めようという動きから、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、エヌビディアなども軟調だった。

BCAリサーチのチーフ米国投資ストラテジスト、ダグ・ピータ氏は、米消費者の貯蓄が新型コロナウイルス禍前を2兆ドル上回っていることから、米経済は力強い成長を遂げる見込みだと指摘。「株価が徐々に上昇すれば、株高の持続可能性が示される。その過程で押し戻される場面があるのは健全だ」と語った。

S&P500の主要11セクター別では不動産のみがプラス圏で引けた。

エヌビディアは3.5%安。英政府は同社による英アーム買収に伴う国家安全保障上の影響を調査すると発表した。

コカ・コーラは0.6%高。新型コロナの行動制限緩和やワクチン接種進展を受け、第1・四半期の利益と売上高が予想を上回った。

ゲームストップは6.3%高。ジョージ・シャーマン最高経営責任者(CEO)が7月末までに辞任すると発表した。

仮想通貨関連銘柄のライオット・ブロックチェーンとマラソン・デジタル・ホールディングスは、前週末のビットコイン急落を受けていずれも8%超下げた。

ハーレー・ダビッドソンは9.7%急伸。通年の増収率見通し引き上げを好感した。

米取引所の合算出来高は98億6000万株だった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 34077.63 -123.04 -0.36 34182.38 34182.38 33980.56

前営業日終値 34200.67

ナスダック総合 13914.77 -137.58 -0.98 13984.58 14041.79 13842.57

前営業日終値 14052.34

S&P総合500種 4163.26 -22.21 -0.53 4179.80 4180.81 4150.47

前営業日終値 4185.47

ダウ輸送株20種 14798.84 -120.71 -0.81

ダウ公共株15種 920.83 -2.88 -0.31

フィラデルフィア半導体 3171.00 -82.08 -2.52

VIX指数 17.29 +1.04 +6.40

S&P一般消費財 1423.77 -16.42 -1.14

S&P素材 516.66 -2.28 -0.44

S&P工業 851.50 -3.46 -0.40

S&P主要消費財 713.95 -3.40 -0.47

S&P金融 586.42 -1.67 -0.28

S&P不動産 259.54 +0.76 +0.29

S&Pエネルギー 364.98 -0.21 -0.06

S&Pヘルスケア 1415.09 -0.15 -0.01

S&P通信サービス 251.24 -0.69 -0.27

S&P情報技術 2495.17 -22.14 -0.88

S&P公益事業 339.89 -1.67 -0.49

NYSE出来高 9.03億株

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 29355 - 335 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 29340 - 350 大阪比

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