モンデール元駐日米大使が死去、93歳
Newsfrom Japan
- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
[セント・ポール(米ミネソタ州) 19日 ロイター] - 米副大統領や駐日大使を務めたウォルター・モンデール氏が19日、ミネソタ州ミネアポリスで死去した。93歳だった。
1928年、ミネソタ州セイロン生まれ。政治家として公民権、学校統合、消費者保護、農業・労働問題などに取り組んだ。
1977年─81年にカーター政権で副大統領を務めたが、1期で退陣する結果となった。
84年の大統領選に民主党の大統領候補として出馬した際は、主要政党として初めて副大統領候補に女性のジェラルディン・フェラーロ下院議員(当時)を指名。ただこの選挙では、共和党候補のレーガン元大統領に50州中49州で敗北するという歴史的大敗を喫した。
93年─96年にはクリントン政権下で駐日大使を務めた。
カーター元大統領(96)は声明を発表し、モンデール氏の死を悼むとともに、その政治的手腕をたたえた。
死後に公開されたスタッフ宛ての声明には、既に他界した夫人や娘への思慕の情がつづられていた。
(c) Copyright Thomson Reuters 2021. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html