サイバー対策、緊張感持って対応=中国男性の送検報道で官房長官

政治・外交

加藤勝信官房長官は20日午前の記者会見で、政府機関や重要インフラに対するサイバー攻撃は組織化・巧妙化が進んでいると指摘した。写真は2019年9月、都内で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)
加藤勝信官房長官は20日午前の記者会見で、政府機関や重要インフラに対するサイバー攻撃は組織化・巧妙化が進んでいると指摘した。写真は2019年9月、都内で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 20日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は20日午前の記者会見で、政府機関や重要インフラに対するサイバー攻撃は組織化・巧妙化が進んでいると指摘した。サイバー攻撃対策は重要な課題で、関係機関が緊張感を持って対応していくと話した。

共同通信は20日、2016、17年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)など国内約200の研究機関や企業がサイバー攻撃を受けた問題で、警視庁公安部が同日にも、私電磁的記録不正作出・同供用容疑で当時日本でシステムエンジニアをしていた中国共産党員で中国籍の30代男性を書類送検する方針を固めたと報じた。加藤官房長官は報道へのコメントは控えるとした。

ミャンマーで起きた邦人ジャーナリスト拘束については「ミャンマー側に抗議するとともに、当該邦人との早期面会・早期解放を求めている」と述べた。

(和田崇彦)

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