米P&G、コスト上昇で一部製品値上げへ 1─3月期は予想上回る

米日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は4月20日、コスト上昇に対処するため、米国で一部製品の価格を値上げする方針を示した。カリフォルニア州で19日撮影(2021年 ロイター/Mike Blake)
米日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は4月20日、コスト上昇に対処するため、米国で一部製品の価格を値上げする方針を示した。カリフォルニア州で19日撮影(2021年 ロイター/Mike Blake)

[20日 ロイター] - 米日用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は20日、コスト上昇に対処するため、米国で一部製品の価格を値上げする方針を示した。同日発表した2021年度第3・四半期(1─3月)決算は、売上高と利益がともに市場予想を上回ったが、コスト高で第4・四半期の業績は圧迫されつつあるという。

同社は昨年に最初の通期ガイダンスを示して以降、コストは4億ドル増加したと指摘。これには主に第4・四半期に影響するコモディティ関連の税引き後費用1億2500万ドルや、輸送コスト2億ドルが含まれるとした。

おむつ「パンパース」や生理用品「ウィスパー」などを対象に今年、1桁台半ば程度の値上げを実施するとした。

通期の1株当たりコア利益の伸び率見通しは8─10%、売上高伸び率見通しは5─6%に据え置いた。

P&Gのジョン・メラー最高執行責任者(COO)は、サプライチェーンの混乱や、世界的な新型コロナウイルス感染拡大による社会不安や経済への打撃が一部の事業分野の成長に影響する可能性があるものの、売上高と利益は引き続き拡大するとの見通しを示した。

第3・四半期の売上高は5%増の181億ドル。1株利益は1.26ドル。ともにアナリストの予想を上回った。

同社は、21年度の自社株買い計画を10億ドル引き上げ、110億ドルとした。

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