原油先物は続落、原油在庫増やインドでのコロナ感染拡大受け

[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米国時間の原油先物は続落。約1週間ぶりの安値を付けた。米原油在庫が予想外に増加したほか、世界第3位の石油輸入国であるインドでの新型コロナウイルスの感染拡大を受け燃料需要が減少するとの懸念が背景。

清算値は、北海ブレント先物が1.25ドル(1.88%)安の1バレル=65.32ドル。米WTI原油先物は1.32ドル(2.11%)安の61.35ドル。

両先物とも4月13日以来の安値だった。

米エネルギー情報局(EIA)が21日発表した先週の米原油在庫は59万4000バレル増加。ロイターがまとめたアナリスト予想は300万バレルの減少だった。

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