ディズニー、「スパイダーマン」などソニー作品の米配信で合意

米ウォルト・ディズニーは21日、今後製作される映画「スパイダーマン」などのソニー・ピクチャーズ作品を米国内で配信することで合意したと発表した。昨年3月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)
米ウォルト・ディズニーは21日、今後製作される映画「スパイダーマン」などのソニー・ピクチャーズ作品を米国内で配信することで合意したと発表した。昨年3月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[ロサンゼルス 21日 ロイター] - 米ウォルト・ディズニーは21日、今後製作される映画「スパイダーマン」などのソニー・ピクチャーズ作品を米国内で配信することで合意したと発表した。

さらに「ジュマンジ」「モンスター・ホテル」などソニーの旧作映画の多数を早期に配信する権利も確保。6月から動画配信サービス「Hulu(フールー)」で提供されるソニー作品が大幅に増えるとした。

契約の金銭的条件は明らかにしていない。

ディズニーは契約により、今後製作される「スパイダーマン」「ヴェノム」などマーベルのシリーズ作品を含むソニーの新作映画が2023年から配信できるようになる。

これらの作品はまず劇場公開され、DVDやビデオオンデマンド(VOD)で提供される。次に18カ月間、ネットフリックスで独占配信された後、「ディズニー+(プラス)」などディズニーの配信プラットフォームで配信される。

22─26年に劇場公開される作品が対象で、マーベル作品「モービウス」やベストセラー書籍を映画化した「Where the Crawdads Sing(原題)」、ブラッド・ピット主演のスリラー「Bullet Train(同)」、コメディシリーズ「バッドボーイズ」が配信される予定だ。

ネットフリックスは今月上旬、ソニーとの合意を発表した。

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