タカタ製エアバッグ事故、米の死者19人に ホンダ車で16人

[ワシントン 21日 ロイター] - ホンダは21日、タカタ製エアバッグ・インフレーターの破裂による19人目の死者を確認した。米サウスカロライナ州で1月9日に起きた2002年型「アコード」の衝突死亡事故について、エアバッグの欠陥が原因だったとした。ホンダ車では16人目となる。

この事故では、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)と共同検証した結果、運転席に搭載されたタカタ製欠陥エアバッグ・インフレーターが破裂したことが確認されたという。

タカタ製エアバッグを巡っては、世界でこれまでに400人超が負傷し、少なくとも28人が死亡している。米国での死者はホンダ車の16人のほか、フォード車で2人、BMW車で1人となっている。

*内容を追加しました。

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