ギリシャ、5月の観光再開視野 コロナ感染安定化の兆し=首相

ギリシャのミツォタキス首相は21日、新型コロナウイルス感染はワクチン接種の進展を受けて安定の兆候を示してきたとし、5月15日に観光客の受け入れが再開できるとの見通しを示した。写真は、2021年4月14日にアテネで撮影されたミツォタキス首相。(2021年 ロイター/Costas Baltas)
ギリシャのミツォタキス首相は21日、新型コロナウイルス感染はワクチン接種の進展を受けて安定の兆候を示してきたとし、5月15日に観光客の受け入れが再開できるとの見通しを示した。写真は、2021年4月14日にアテネで撮影されたミツォタキス首相。(2021年 ロイター/Costas Baltas)

[アテネ 21日 ロイター] - ギリシャのミツォタキス首相は21日、新型コロナウイルス感染はワクチン接種の進展を受けて安定の兆候を示してきたとし、5月15日に観光客の受け入れが再開できるとの見通しを示した。

首相は特別テレビ演説で、「ワクチン、自己検査、天候の改善から、この前例のない事象は終息しつつあると確信している」と述べた。

政府は先に5月半ばの観光再開を目指したいと表明したが、感染増加で懸念が高まっていた。

ただ首相は、感染は依然高止まりしており、伝統的な帰省旅行シーズンである東方教会のイースターの週末(30日から)は旅行すべきでないと言明。「安全なイースターと自由な夏を目指していると私は言ってきた」と説明した。

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