フェイスブック、アップルの個人情報追跡巡る規約変更に対応

4月21日 米フェイスブックはアップルがプライバシー規約を変更し、各アプリが広告向けに利用者の情報を収集する機能を許可制にするのを前に、広告ツールに変更を加えると明らかにした。写真は2020年3月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
4月21日 米フェイスブックはアップルがプライバシー規約を変更し、各アプリが広告向けに利用者の情報を収集する機能を許可制にするのを前に、広告ツールに変更を加えると明らかにした。写真は2020年3月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[21日 ロイター] - 米フェイスブックは21日、米アップルがプライバシー規約を変更し、各アプリが広告向けに利用者の情報を収集する機能を許可制にするのを前に、広告ツールに変更を加えると明らかにした。

アップルは来週に予定されるiPhoneの基本ソフト(OS)の更新後、各アプリに利用者の活動を追跡する際に許可を求めることを義務付ける。利用者は広告主による追跡を拒否できるようになる。

アップルの方針にはフェイスブックやアプリ開発業者、ターゲティング(追跡型)広告に依存した事業形態の新興企業が反発している。

フェイスブックは、広告ツールの変更によって、広告のターゲットを選んだり、広告活動の有効性を測る手段が制限されると説明。利用者から収集する情報量を最小限にとどめるためのプライバシー強化技術に投資しているとした。

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