ボルボ、第1四半期は予想以上の増益 半導体不足の影響に警戒感

4月22日 スウェーデンの商用車大手ボルボが発表した第1・四半期決算は調整後の営業利益が118億2000万クローナ(14億1000万ドル)となり、前年同期の71億4000万クローナから増益となったほか、市場予想の95億5000万クローナを上回った。写真はルンドステッド最高経営責任者(CEO)。2017年2月、スウェーデンのストックホルムで撮影(2021年 FTT News Agency)
4月22日 スウェーデンの商用車大手ボルボが発表した第1・四半期決算は調整後の営業利益が118億2000万クローナ(14億1000万ドル)となり、前年同期の71億4000万クローナから増益となったほか、市場予想の95億5000万クローナを上回った。写真はルンドステッド最高経営責任者(CEO)。2017年2月、スウェーデンのストックホルムで撮影(2021年 FTT News Agency)

[ストックホルム 22日 ロイター] - スウェーデンの商用車大手ボルボが発表した第1・四半期決算は調整後の営業利益が118億2000万クローナ(14億1000万ドル)となり、前年同期の71億4000万クローナから増益となったほか、市場予想の95億5000万クローナを上回った。

需要増が寄与した。一方で同社は世界的な半導体不足で短期的に生産が影響を受ける見通しだと警告した。

ルンドステッド最高経営責任者(CEO)は発表文で「第1・四半期は顧客の活動が活発化した。これは新製品とサービス双方の需要が良好だったことに反映されている」と説明。半導体不足の第1・四半期生産への影響は限定的だったものの、半導体サプライチェーンは「引き続き非常に不安定であり、先行き不透明感は大きい」とした。

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