東京マーケット・サマリー(22日)

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 107.88/90 1.2042/46 129.92/96

NY午後5時 108.05/08 1.2033/37 130.03/07

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の107円後半だった。米長期金利の低位安定とクロス円での円買い戻しの流れを受けて、上値の重さが意識された。前日のカナダ中銀の決定を受けて急伸したカナダドルは利益確定売りで反落。市場は欧州中央銀行(ECB)理事会に関心を寄せている。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 29188.17 +679.62 28880.78 28,800.86─29,192.39

TOPIX 1922.50 +34.32 1911.91 1,905.67─1,923.18

東証出来高(万株) 108355.00 東証売買代金(億円) 22746.87

東京株式市場で日経平均は大幅に反発した。前日の米株高を好感したほか、新型コロナウイルスの感染拡大という悪材料も織り込みが進み、寄り付きで急反発した後もじりじりと上げ幅を拡大した。ここ2日間で1100円以上下落した反動もあり、主力銘柄を中心に幅広く買い戻しの動きが広がった。

東証1部の騰落数は、値上がり1822銘柄に対し、値下がりが287銘柄、変わらずが82銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.013%

ユーロ円金先(21年9月限) 100.070 (-0.005)

安値─高値 100.070─100.080

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.013%になった。「レートは横ばい圏の動きだが高止まり状況が続いている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。

<円債市場> 

国債先物・21年6月限 151.59 (+0.04)

安値─高値 151.54─151.65

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.065% (-0.005)

安値─高値 0.065─0.065%

国債先物中心限月6月限は前営業日比4銭高の151円59銭と続伸して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp低下の0.065%。全体的なリスクオフは一服したものの、新型コロナウイルスへの警戒感は根強く、買い優勢の展開が続いた。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.01─-0.08

3年物 0.01─-0.08

4年物 0.02─-0.07

5年物 0.04─-0.05

7年物 0.08─-0.01

10年物 0.15─0.05

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