WHOとEMA、ロシア製コロナワクチン巡り追加審査へ

世界保健機関(WHO)は22日、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」について、欧州医薬品庁(EMA)と共同で5月10日から新たな審査を開始すると明らかにした。写真は4月14日撮影(2021年 ロイター/Mariya Gordeyeva)
世界保健機関(WHO)は22日、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」について、欧州医薬品庁(EMA)と共同で5月10日から新たな審査を開始すると明らかにした。写真は4月14日撮影(2021年 ロイター/Mariya Gordeyeva)

[ジュネーブ 22日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は22日、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」について、欧州医薬品庁(EMA)と共同で5月10日から新たな審査を開始すると明らかにした。

現在はWHOとEMAの合同チームがスプートニクVの「医薬品の臨床試験に関する基準」(GCP)に関する審査を行っているが、「5月10日から6月第1週にかけて『医薬品の製造管理および品質管理に関する基準』(GMP)の審査が行われる」とした。

ロシアはスプートニクVについてWHOの緊急使用リストへの追加を求めている。

(c) Copyright Thomson Reuters 2021. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html

ロイター通信ニュース