仏、コロナの国内移動制限を5月3日に解除 外出禁止令は継続

フランスのカステックス首相は、国内移動制限を5月3日に解除する一方、午後7時からの外出禁止令は新型コロナウイルス流行が収束するまで継続すると発表した。写真はフランスで撮影(2021年 ロイター/Sarah Meyssonnier)
フランスのカステックス首相は、国内移動制限を5月3日に解除する一方、午後7時からの外出禁止令は新型コロナウイルス流行が収束するまで継続すると発表した。写真はフランスで撮影(2021年 ロイター/Sarah Meyssonnier)

[パリ 22日 ロイター] - フランスのカステックス首相は、国内移動制限を5月3日に解除する一方、午後7時からの外出禁止令は新型コロナウイルス流行が収束するまで継続すると発表した。

4月上旬から実施されている3度目の全国的なロックダウン(都市封鎖)を終了させる第一歩として、学校も26日から再開する。

また、感染状況が改善されれば、一部の事業や施設、レストランやバーのテラス席の再開を5月中旬頃に認める可能性があるとした。

カステックス首相は記者会見で「第3波は過ぎ去った」と述べた。

保険当局によると、感染の勢いはやや鈍っているものの、国内の新規感染者数は依然として3万4318人に上っている。前週比での増加は3月13日以来の低水準だったが、集中治療室(ICU)で治療中の患者数は22人増の5981人と、今年に入り2番目の多さとなっている。

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