寄り付きの日経平均は反落後一時400円安、米株安と緊急事態宣言で警戒感

経済・ビジネス

4月23日、寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比249円05銭安の2万8939円12銭となり、反落した。写真は2009年11月、都内の株価ボード(2021年 ロイター/Toru Hanai)
4月23日、寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比249円05銭安の2万8939円12銭となり、反落した。写真は2009年11月、都内の株価ボード(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 23日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比249円05銭安の2万8939円12銭となり、反落した。その後も下げ幅を拡大し、一時400円超安の2万8700円台後半での推移となった。

オーバーナイトの米国株式市場では、バイデン大統領が富裕層に対するキャピタルゲイン課税引き上げを提案する見通しというニュースを受け、主要3指数が急落。米株市場での軟調な地合いを引き継ぐ展開となっている。週末であることや、国内で3度目の緊急事態宣言が発令される見通しも下げ幅拡大の要因となっている。

東証33業種では、空運業、不動産業、その他製品以外の30業種が値下がり。機械、電気機器、輸送用機器、非鉄金属、石油・石炭製品が値下がり率上位となっている。

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