インベスコ、「法的手段含め検討」 TOB延長拒否で

[東京 23日 ロイター] - インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人は23日、米投資運用会社、スターウッド・キャピタル・グループに求めていた公開買い付け期間延長の要請が拒否されたと発表した。そのうえで、投資主の利益を守るため、「法的手段その他を含め、必要なあらゆる措置について準備・検討を進める」と表明した。

スターウッドはインベスコのすべての投資口を対象に今月7日から公開買い付けを行っている。買い付け期間は5月24日まで。

インベスコは、投資法人の投資主が十分な情報を基に公開買い付けに応募するかどうかを決定できるようにするため、TOB期間を金融商品取引法の上限である60営業日まで延長するよう要請していた。

インベスコはまた、この公開買い付けに対するスターウッドからの質問回答報告書の内容を精査し、同投資法人としての意見を最終的に決定し、表明するとしている。

(c) Copyright Thomson Reuters 2021. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html

ロイター通信ニュース