五輪=英国選手団、大会前にワクチン接種の可能性高まる

英国選手団のマーク・イングランド代表は22日、同国の選手たちが東京五輪前に新型コロナウイルスのワクチンを接種できる可能性が高く、接種反対の意見も出ていないと語った。ロンドンで3月撮影(2021年 ロイター/CARL RECINE)
英国選手団のマーク・イングランド代表は22日、同国の選手たちが東京五輪前に新型コロナウイルスのワクチンを接種できる可能性が高く、接種反対の意見も出ていないと語った。ロンドンで3月撮影(2021年 ロイター/CARL RECINE)

[ロンドン 22日 ロイター] - 英国選手団のマーク・イングランド代表は22日、同国の選手たちが東京五輪前に新型コロナウイルスのワクチンを接種できる可能性が高く、接種反対の意見も出ていないと語った。

英国オリンピック委員会は1月、アスリートが医療従事者や高齢者、社会的立場の弱い人よりも優先されることはないとの見解を示していたが、国内のワクチン接種進捗を受けて情勢が変化している。

英国では、これまでに国民の約半数が少なくとも1回の接種を受けており、政府は7月末までに全ての成人が接種する計画を発表している。

イングランド代表はロイターに対し、「政府の話を踏まえると、選手たちは事前にワクチンを接種することになりそうだ。今後2─3週間の議論を見て、数週間のうちに全アスリートにとって良いニュースがあることを期待する」とコメント。選手を迎える日本の人々にとっても安心材料になるとした。

(c) Copyright Thomson Reuters 2021. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html

ロイター通信ニュース