前場の日経平均は反落、米株安・新型コロナへの警戒が重し

4月23日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比204円86銭安の2万8983円31銭となり、反落した。都内で2月撮影(2021年 ロイター//Kim Kyung-Hoon)
4月23日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比204円86銭安の2万8983円31銭となり、反落した。都内で2月撮影(2021年 ロイター//Kim Kyung-Hoon)

[東京 23日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比204円86銭安の2万8983円31銭となり、反落した。米株安の流れで安く始まった後、じりじりと持ち直したが、国内での新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感は根強く、2万9000円付近で戻りは一服した。

企業決算シーズンに入ったが、市場では、決算時のガイダンスの前提となる日本・世界経済をどう見積もるか難しくなってきているとし「コロナ禍がガイダンスにどう影響するか、懸念材料になってきた。短期的に揺れ動く部分は残る」(野村証券の神谷和男投資情報部投資情報二課・課長代理)との声が聞かれた。

前日に決算発表した日本電産は、今期の業績見通しが市場コンセンサスを下回ったことが嫌気されて売られた。        TOPIXは0.54%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9795億0600万円と細っている。東証33業種では、空運や陸運、不動産などが上昇し、鉄鋼、機械、石油・石炭製品などの値下がりが目立った。   

個別では、エイチ・アイ・エスや、ぐるなび、KNT─CTホールディングス、ANAホールディングスといった飲食・旅行関連の一角が上昇。緊急事態宣言の発令による経済影響が警戒される中で、宣言解除後の回復を見越した買いが入ったようだ。

    東証1部の騰落数は、値上がりが889銘柄、値下がりが1172銘柄、変わらずが118銘柄だった。

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