ロシア、五輪表彰式でチャイコフスキー使用へ 違反で国歌禁止

ロシア・オリンピック委員会は22日、ドーピング違反により国歌が禁止されていることから、同国の代表選手が今夏の東京大会と来年の北京冬季大会でメダルを獲得した場合、表彰式でチャイコフスキーの曲を流すと発表した。ソチえ2014年2月撮影(2021年 ロイター/JIM YOUNG)
ロシア・オリンピック委員会は22日、ドーピング違反により国歌が禁止されていることから、同国の代表選手が今夏の東京大会と来年の北京冬季大会でメダルを獲得した場合、表彰式でチャイコフスキーの曲を流すと発表した。ソチえ2014年2月撮影(2021年 ロイター/JIM YOUNG)

[モスクワ 22日 ロイター] - ロシア・オリンピック委員会は22日、ドーピング違反により国歌が禁止されていることから、同国の代表選手が今夏の東京大会と来年の北京冬季大会でメダルを獲得した場合、表彰式でチャイコフスキーの曲を使用すると発表した。

スポーツ仲裁裁判所(CAS)による昨年の裁定で、ロシア選手は2022年まで五輪を含む主要な国際大会で国旗と国歌の下で競技することが禁じられた。

同委員会のポズドニャコフ会長は、代表選手の表彰式で使用される音楽について、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」の一部と発表。国際オリンピック委員会(IOC)もこれを確認した。

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