「午後8時以降、街灯以外は消灯を」 東京都が関係団体に要請へ

4月23日、東京都の小池百合子知事(写真)は定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた対策として、都内で午後8時以降、街灯以外の消灯を行うよう要請することを明らかにした。写真は都内で昨年11月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)
4月23日、東京都の小池百合子知事(写真)は定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた対策として、都内で午後8時以降、街灯以外の消灯を行うよう要請することを明らかにした。写真は都内で昨年11月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 23日 ロイター] - 東京都の小池百合子知事は23日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた対策として、都内で午後8時以降、街灯以外の消灯を行うよう要請することを明らかにした。これから関係団体に協力を要請するという。

小池知事は、ライトアップの中止などこれまでの要請に加えて「照明を伴う看板、ネオン、イルミネーションなども停止してもらえるようお願いする。夜は暗い。街灯のみが灯ることに結果としてなろうかと思う」と述べた。

小池知事は、オイルショックや東日本大震災の際、電力使用を抑制するために大規模な消灯が行われたことを引き合いに出し、今回は「人の流れを抑制するための措置」として消灯を呼び掛ける意向を示した。

*内容を追加しました。

(内田慎一)

(c) Copyright Thomson Reuters 2021. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html

ロイター通信ニュース