ECB、中期的物価改善まで実質金利低下容認を=スペイン中銀

[マドリード 23日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は23日、中期インフレ予想が明確な改善を示すまでは実質金利の低下を容認し、景気回復を支援する刺激策を維持する必要があると指摘した。

デコス氏は、マドリードで開催された金融関連会合で「中期インフレ予想に明確な改善がみられない場合、市場ベースの長期インフレ期待指標を上昇させ、長期実質金利が下がるようにすべきだ」と述べた。

パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)については、「金利の上昇が中期インフレの回復を伴わない場合は、対応措置として調整すべき」と述べた。

ECBの戦略見直しに盛り込まれる見通しの新たなインフレ目標について、デコス氏は2%という目標は「良い選択」との見解を示した。

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