オバマ元米大統領、ミャンマー国軍の暴力を非難 各国の圧力支持

4月27日、オバマ元米大統領(写真)は発表したミャンマー情勢に関する声明で、国軍による「悲惨な暴力に衝撃を受けた」と述べ、軍幹部に圧力を加えるバイデン政権や各国の取り組みを支持すると表明した。写真は1月ワシントンでの代表撮影(2021年/ロイター)
4月27日、オバマ元米大統領(写真)は発表したミャンマー情勢に関する声明で、国軍による「悲惨な暴力に衝撃を受けた」と述べ、軍幹部に圧力を加えるバイデン政権や各国の取り組みを支持すると表明した。写真は1月ワシントンでの代表撮影(2021年/ロイター)

[ワシントン 26日 ロイター] - オバマ元米大統領は26日に発表したミャンマー情勢に関する声明で、国軍による「悲惨な暴力に衝撃を受けた」と述べ、軍幹部に圧力を加えるバイデン政権や各国の取り組みを支持すると表明した。

「自らの意思を押し付けようとする国軍の違法で残忍なやり方は10年にわたって自由を享受してきた国民にも世界にも受け入れられない」と主張。

「国民に拒否された残虐な政権はより大きな不安定や人道的危機、国家破綻のリスクをもたらすだけということをミャンマーの近隣諸国は認識する必要がある」と指摘した。

民主化を求めるミャンマー国民に「民族や宗教を越えた結束」を続けるよう呼び掛け「今は暗い時代だが多くの市民が示した団結力、回復力、民主主義の価値観への献身ぶりに胸を打たれた。これは国民の意思を尊重する指導者によってもたらされる未来への希望につながる」と強調した。

(c) Copyright Thomson Reuters 2021. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html

ロイター通信ニュース