32年五輪目指すブリスベン、豪政府が資金拠出確約 IOCに通知

オーストラリア連邦政府は、2032年夏季五輪の開催を目指す同国東部ブリスベンを巡り、連邦政府がインフラ整備などに必要な資金を拠出すると確約した文書を国際オリンピック委員会(IOC)に送付した。スイスのIOC本部で昨年12月撮影。(2021年 ロイター/Denis Balibouse)
オーストラリア連邦政府は、2032年夏季五輪の開催を目指す同国東部ブリスベンを巡り、連邦政府がインフラ整備などに必要な資金を拠出すると確約した文書を国際オリンピック委員会(IOC)に送付した。スイスのIOC本部で昨年12月撮影。(2021年 ロイター/Denis Balibouse)

[メルボルン 27日 ロイター] - オーストラリア連邦政府は、2032年夏季五輪の開催を目指す同国東部ブリスベンを巡り、連邦政府がインフラ整備などに必要な資金を拠出すると確約した文書を国際オリンピック委員会(IOC)に送付した。

ブリスベンがあるクイーンズランド州のパラシェ首相が27日に明らかにした。パラシェ氏は、連邦政府がクイーンズランド州と共に五輪開催に伴うインフラ建設に資金を拠出することを確認したと説明した。

IOCは2月、ブリスベンを32年夏季五輪の優先候補地に選定したと発表。早ければ7月にも正式に決まる可能性がある。

豪連邦政府による資金拠出を確約する文書のIOCへの提出期限は26日となっており、提出は期限の1時間ほど前に行われたという。

パラシェ氏は、五輪の開・閉会式の会場に目されるガバスタジアムの改修に10億豪ドル(約7億7840万米ドル)が必要としている。

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