OLC、前期は541億円の純損失 今期見通しは示さず

オリエンタルランドは28日、21年3月期の連結当期損益が541億円の赤字になったと発表した。新型コロナウイルス感染症の流行で臨時休園などを実施したことから、特別損失129億円を計上した。写真は東京ディズニーランド。昨年7月撮影。(2021年  ロイター/Issei Kato )
オリエンタルランドは28日、21年3月期の連結当期損益が541億円の赤字になったと発表した。新型コロナウイルス感染症の流行で臨時休園などを実施したことから、特別損失129億円を計上した。写真は東京ディズニーランド。昨年7月撮影。(2021年 ロイター/Issei Kato )

[東京 28日 ロイター] - オリエンタルランドは28日、21年3月期の連結当期損益が541億円の赤字になったと発表した。新型コロナウイルス感染症の流行で臨時休園などを実施したことから、特別損失129億円を計上した。22年3月期については、外部環境が不透明で、合理的な業績予想の算定が困難だとして、見通しを示さなかった。

21年3月期の売上高は前年比63.3%減の1705億円、営業損益は459億円の赤字だった。

22年3月期の設備投資額は1300億円レベル。減価償却費は450億円レベルになるという。

IBESがまとめたアナリスト14人のコンセンサス予想では、22年3月期通期の連結営業利益の平均値は638億円だった。 

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