ホンダ、国内の四輪3工場で5月に一時生産停止 半導体影響などで

ホンダは28日、完成車の生産を手掛ける埼玉県と三重県の計3工場の稼働を5月に一時停止すると明らかにした。世界的な半導体不足などの影響により部品調達が滞るため。写真は自動運転機能「レベル3」を搭載した高級セダン「レジェンド」。3月撮影。(2021年 ロイター/Issei Kato )
ホンダは28日、完成車の生産を手掛ける埼玉県と三重県の計3工場の稼働を5月に一時停止すると明らかにした。世界的な半導体不足などの影響により部品調達が滞るため。写真は自動運転機能「レベル3」を搭載した高級セダン「レジェンド」。3月撮影。(2021年 ロイター/Issei Kato )

[東京 28日 ロイター] - ホンダは28日、完成車の生産を手掛ける埼玉県と三重県の計3工場の稼働を5月に一時停止すると明らかにした。世界的な半導体不足などの影響により部品調達が滞るため。

同社の広報担当者は減産する規模や車種を公表していないが、部品調達のめどが立ち次第、休日操業などで生産を取り戻したい考え。

埼玉製作所の寄居工場(埼玉県寄居町)と狭山工場(同県狭山市)では、5月の17─19日と24─26日に稼働を停止。鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)での生産も17─18日と24─25日、31日と計5日間取り止める。6月以降の生産については、状況を見ながら精査するとしている。

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