CDC、夏半ばまでの米クルーズ船運航再開に「コミット」

4月28日、米疾病対策センター(CDC)はクルーズ船の運航再開に関する新たな要件を発表し、米国で今夏半ばまでの運航再開に「コミット」していると表明した。写真はルイジアナ州のミシシッピ川で昨年3月撮影(2021年 ロイター/Jonathan Bachman)
4月28日、米疾病対策センター(CDC)はクルーズ船の運航再開に関する新たな要件を発表し、米国で今夏半ばまでの運航再開に「コミット」していると表明した。写真はルイジアナ州のミシシッピ川で昨年3月撮影(2021年 ロイター/Jonathan Bachman)

[ワシントン 28日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は28日、クルーズ船の運航再開に関する新たな要件を発表し、米国で今夏半ばまでの運航再開に「コミット」していると表明した。

CDCは今月初め、クルーズ船業界向けの新たな指針を公表したものの、具体的な再開許可の時期は明らかにせず、フロリダ州やアラスカ州が訴訟を起こしている。

CDCは公表された業界宛ての書簡で、乗員の98%と乗客の95%がワクチン接種を完了していると確約できる場合、模擬航海を行わずに直接運航を再開できるとした。

また、乗員と乗客の検査・隔離要件について、ワクチン接種を終えた人を対象とするCDCの指針に合わせて見直す方針を示した。

ただCDCは、夏の半ばまでという再開時期について、今月示した条件付き運航命令の順守を想定しており、「多くの主要運航会社が発表した目標と合致する」と説明した。

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