第1四半期の世界スマホ出荷、サムスン首位 アップルは2位に転落

調査会社カナリスによると、第1・四半期のスマートフォンの世界出荷台数は、韓国のサムスン電子が7650万台でシェア22%を獲得し、米アップルから首位の座を奪った。写真はサムスンのロゴ。ソウルで2016年4月撮影(2021年 ロイター/Kim Hong-Ji)
調査会社カナリスによると、第1・四半期のスマートフォンの世界出荷台数は、韓国のサムスン電子が7650万台でシェア22%を獲得し、米アップルから首位の座を奪った。写真はサムスンのロゴ。ソウルで2016年4月撮影(2021年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[29日 ロイター] - 調査会社カナリスによると、第1・四半期のスマートフォンの世界出荷台数は、韓国のサムスン電子が7650万台でシェア22%を獲得し、米アップルから首位の座を奪った。

アップルは5240万台(シェア15%)で2位に転落した。

3位は中国の小米科技(シャオミ)で、出荷台数は62%増の4900万台、シェアは14%だった。

第1・四半期の世界のスマホ販売台数は27%増の3億4700万台。中国経済が新型コロナウイルス禍からいち早く回復、米国でもワクチン接種が進み景気回復への期待感が広がる中、購入意欲が上向いた。

かつて首位だった中国の華為技術(ファーウェイ)は、米国による制裁が足かせとなり、出荷台数は1860万台で7位となった。

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