日立金属株が大幅上昇、ベイン連合のTOB価格2181円にサヤ寄せ

4月30日の東京株式市場で、日立金属が大幅上昇。28日に日立製作所が、保有する日立金属株の売却先を、米投資ファンドのベインキャピタルが主導する日米の企業連合に決定したと発表したが、ベイン連合の株式公開買い付け(TOB)価格が1株2181円であることから、それにサヤ寄せする格好となっている。写真は、日立のロゴ。2020年9月10日にスイス・チューリヒで撮影(2021年 ロイター/Arnd Wiegmann)
4月30日の東京株式市場で、日立金属が大幅上昇。28日に日立製作所が、保有する日立金属株の売却先を、米投資ファンドのベインキャピタルが主導する日米の企業連合に決定したと発表したが、ベイン連合の株式公開買い付け(TOB)価格が1株2181円であることから、それにサヤ寄せする格好となっている。写真は、日立のロゴ。2020年9月10日にスイス・チューリヒで撮影(2021年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で、日立金属が大幅上昇。28日に日立製作所が、保有する日立金属株の売却先を、米投資ファンドのベインキャピタルが主導する日米の企業連合に決定したと発表したが、ベイン連合の株式公開買い付け(TOB)価格が1株2181円であることから、それにサヤ寄せする格好となっている。

TOB後は、国内投資会社の日本産業パートナーズ(東京都千代田区)とジャパン・インダストリアル・ソリューションズ(同)がそれぞれ運営する2つのファンドが出資する。日立金属は上場廃止となる見込み。

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