米カーライル、第1四半期は23%増益 資産売却が寄与

米投資会社カーライル・グループが4月29日発表した第1・四半期決算は、税引き後配当可能利益が前年同期比23%増の2億1500万ドルとなった。プライベートエクイティ(PE)事業での資産売却が大きく寄与した。2012年5月、ワシントンで撮影(2021年 ロイター/Jonathan Ernst)
米投資会社カーライル・グループが4月29日発表した第1・四半期決算は、税引き後配当可能利益が前年同期比23%増の2億1500万ドルとなった。プライベートエクイティ(PE)事業での資産売却が大きく寄与した。2012年5月、ワシントンで撮影(2021年 ロイター/Jonathan Ernst)

[29日 ロイター] - 米投資会社カーライル・グループが29日発表した第1・四半期決算は、税引き後配当可能利益が前年同期比23%増の2億1500万ドルとなった。プライベートエクイティ(PE)事業での資産売却が大きく寄与した。

1株当たりでは58セント。市場予想の52セントを上回った。

第1・四半期には64億ドル相当の資産を売却。米一般会計原則(GAAP)による純利益は8億6900万ドルとなった。前年同期は6億1200万ドルの赤字だった。

売却した資産には英助言会社PAコンサルティングの過半株式のジェイコブス・エンジニアリング・グループへの売却が含まれている。PAコンサルティングの企業価値は18億2000万ポンド(25億4000万ドル)と評価された。

また、企業向けソフトウエア開発会社ウイングアーク1stの東証上場に際して全株を約1億7500万ドルで売却した。

キューソン・リー最高経営責任者(CEO)はアナリスト向け電話会見で、良好な市場環境を受けて資産売却が進んだとの認識を示した上で、今後も活動を強化する方針を示した。

カーライルによると、第1・四半期にクレジットファンドは8%拡大。コーポレートプライベートエクイティ、不動産、天然資源の各ファンドもそれぞれ15%、4%、7%増えた。

これを受け、資産運用総額は2600億ドルと、前四半期の2460億ドルから増えた。

第1・四半期末時点の未支出資本は750億ドル。四半期配当は25セントと明らかにした。

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