コマツ、今期営業益は34.5%増 建設機械はコロナ前水準へ

コマツは30日、2022年3月期の連結営業利益予想(米国会計基準)が前年比34.5%増の2250億円になると発表した。写真は、同社のロゴ。2013年1月29日に撮影。(2021年 ロイター/Shohei Miyano )
コマツは30日、2022年3月期の連結営業利益予想(米国会計基準)が前年比34.5%増の2250億円になると発表した。写真は、同社のロゴ。2013年1月29日に撮影。(2021年 ロイター/Shohei Miyano )

[東京 30日 ロイター] - コマツは30日、2022年3月期の連結営業利益予想(米国会計基準)が前年比34.5%増の2250億円になると発表した。主力の建設機械・車両部門の需要が引き続き回復し、新型コロナウイルス感染拡大前の水準に戻るとみている。

IBESがまとめたアナリスト16人のコンセンサス予想では、連結営業利益予想の平均値は2504億円となっている。

21年3月期の連結営業利益は前年比33.3%減の1673億円、純利益は同30.9%減の1062億円だった。

決算の詳細は以下の通り。

*通期の連結売上高予想は前期比12.8%増の2兆4690億円

*通期の純利益予想は同37.4%増の1460億円。

*建設機械・車両部門の需要はアジア、北米、中南米中心に回復、新型コロナ前の水準へ

*年間配当は1株62円を予定(前期は55円)

*想定為替レートは1ドル105円、1ユーロ124円、1人民元16円

*内容を追加しました。

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