インテル、イスラエルで自動運転などR&D強化 6億ドル投資へ

米半導体大手インテルは2日、イスラエルでの研究開発(R&D)拡充に6億ドル追加投資する方針を示すとともに、新工場への100億ドルの投資を確認した。写真は同社のロゴ。米アリゾナ州の同社工場で昨年10月撮影(2021年 ロイター/Nathan Frandino)
米半導体大手インテルは2日、イスラエルでの研究開発(R&D)拡充に6億ドル追加投資する方針を示すとともに、新工場への100億ドルの投資を確認した。写真は同社のロゴ。米アリゾナ州の同社工場で昨年10月撮影(2021年 ロイター/Nathan Frandino)

[エルサレム 2日 ロイター] - 米半導体大手インテルは2日、イスラエルでの研究開発(R&D)拡充に6億ドル追加投資する方針を示すとともに、新工場への100億ドルの投資を確認した。

インテルは、4億ドル投じて傘下モ-ビルアイのエルサレムの本社を自動運転技術開発の一大拠点とし、2億ドルは北部の港湾都市ハイファの新R&Dセンター「IDC12」建設に振り向ける。

インテルはここ数年、モービルアイなどイスラエルのハイテク企業3社を買収している。

2月に就任したばかりのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は、初の欧州歴訪の一環でイスラエルを訪問、インテルの現地法人やモービルアイの幹部と会ったほか、ネタニヤフ首相に面会した。2日に発表した声明でゲルシンガー氏は「インテルとイスラエルの今後数十年にわたる活力ある未来」を予想した。

(c) Copyright Thomson Reuters 2021. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html

ロイター通信ニュース