ファイザー製ワクチン、米当局が12歳以上に対象拡大へ=NYT

米食品医薬品局(FDA)は、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの12─15歳への使用を来週初めまでに許可する見通し。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が3日、伝えた。2月撮影(2021年 ロイターBrendan McDermid)
米食品医薬品局(FDA)は、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの12─15歳への使用を来週初めまでに許可する見通し。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が3日、伝えた。2月撮影(2021年 ロイターBrendan McDermid)

[3日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は、米製薬大手ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、12─15歳への使用を来週初めまでに許可する見通し。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が3日、事情に詳しい当局者の話として報じた。

ファイザーとビオンテックは3月、12─15歳を対象とした臨床試験(治験)でワクチンの有効性と安全性が確認されたと発表していた。

FDAはロイターの取材に対し、緊急使用許可の対象拡大に関する審査は継続中だとし、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

ファイザーのワクチンは現在、米国では16歳以上への使用が許可されている。

NYTによると、FDAが12─15歳への使用を許可すれば、米疾病対策センター(CDC)の諮問委員会が翌日にも治験データを検証した上で接種対象の拡大を勧告する公算が大きい。

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