ツイッター、音声交流サービスに「入場料」機能を追加

米ツイッターは3日、同日から本格導入した音声交流サービスで、交流空間「スペース」を設置したユーザーが参加者から「入場料」を徴収できるようにする方針を明らかにした。サングランシスコの本社で1月撮影。(2021年 ロイター/Stephen Lam)
米ツイッターは3日、同日から本格導入した音声交流サービスで、交流空間「スペース」を設置したユーザーが参加者から「入場料」を徴収できるようにする方針を明らかにした。サングランシスコの本社で1月撮影。(2021年 ロイター/Stephen Lam)

[3日 ロイター] - 米ツイッターは3日、同日から本格導入した音声交流サービスで、交流空間「スペース」を設置したユーザーが参加者から「入場料」を徴収できるようにする方針を明らかにした。

これまでは、試験サービスとして、一部のユーザーしか利用できなかった。3日からは、600人以上のフォロワーを抱えるユーザーが自由にスペースを設置できるようになる。

音声SNS(交流サイト)の米クラブハウスは、著名人や起業家を巻き込んで急成長を遂げたが、招待制を維持している。ツイッターは、これに対抗し、スペースを昨年導入した。

ツイッターによると、入場料の徴収はまずは一部のユーザーを対象に開放される。入場チケットの販売数と販売額はユーザーが自由に設定できるようになり、収益の大半はユーザー側が得られるという。

音声交流サービスをめぐっては、米フェイスブックも同様のサービスを設ける考えを示している。

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ロイター通信ニュース