英製造業PMI、4月改定値は1994年以来の高水準

IHSマークイット/CIPSが発表した4月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は60.9で、3月の58.9から上昇し、1994年7月以来、約27年ぶりの高水準となった。フェリクストー港で1月撮影。(2021年 ロイター/Peter Cziborra)
IHSマークイット/CIPSが発表した4月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は60.9で、3月の58.9から上昇し、1994年7月以来、約27年ぶりの高水準となった。フェリクストー港で1月撮影。(2021年 ロイター/Peter Cziborra)

[ロンドン 4日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが発表した4月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は60.9で、3月の58.9から上昇し、1994年7月以来、約27年ぶりの高水準となった。速報値の60.7からも上方修正された。

新規受注指数は2013年11月以来の高水準となり、1年後に生産が増加するとの見方が3分の2を占めた。

ただPMI上昇の要因には、納期の長期化や、原材料コストの上昇もある。これらの要因は現在、成長の阻害要因になっている。

IHSマークイットは、サプライチェーンの遅延や原材料不足が仕入れコストを押し上げ、販売価格の記録的上昇をもたらしたと指摘した。

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