F1=グロージャン、フランスGP前にクラッシュ以来の走行へ

自動車レースF1で、昨年11月のバーレーンGPでクラッシュしたロマン・グロージャンが、今季のフランスGP前にメルセデスのマシンをドライブする予定になった。2020年12月にバーレーンのサキールで撮影(2021年 ロイター/Hamad I Mohammed)
自動車レースF1で、昨年11月のバーレーンGPでクラッシュしたロマン・グロージャンが、今季のフランスGP前にメルセデスのマシンをドライブする予定になった。2020年12月にバーレーンのサキールで撮影(2021年 ロイター/Hamad I Mohammed)

[ロンドン 5日 ロイター] - 自動車レースF1で、昨年11月のバーレーン・グランプリ(GP)でクラッシュしたロマン・グロージャン(フランス)が、今季のフランスGP前にメルセデスのマシンをドライブする予定になった。

ハースから参戦していたグロージャンは、昨年のバーレーンGPの1周目に金属製のガードレールにクラッシュ。真っ二つになって炎上するマシンから飛び降りたグロージャンは手を火傷し、残りのレースを欠場していた。

グロージャンは6月27日のフランスGP前に、2019年にルイス・ハミルトン(英国)が個人総合優勝を果たしたメルセデスのマシンでデモンストレーション走行を行い、29日にはテストも行うという。

これはメルセデスのトト・ウォルフ代表が、グロージャンが入院している間に約束していたこと。グロージャンは「初めて聞いたのはバーレーンの病院のベッドに寝ている時だった。大いに元気づけられた」と、メルセデスの発した声明で述べた。

ウォルフ代表は「私たちは、あのアクシデントが彼にとって最後のF1ドライブになって欲しくないと思っていた」と述べた。

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